さて、以前演出力に関してお話したと思いますがこの演出のお話をした後にメールをいただきました。
「私は、基本的に話すのが好きでよく人と話しているのですが、時には聞くことも大事だという事を学びましたが実際、私はそういう人間じゃないんです。」
みたいな内容です。
つまり
「演出をする事は自分に対して嘘をついているつまり・・・人に対しても嘘をついているんじゃないか?」
という事です。
確かに、こーいう話を聞くと納得する部分も確かにあります。
私も、恋愛ではありませんが、このように考える部分はこれまで
何度もありました。
「口下手だから営業向きじゃない・・・・」
「細かい事が嫌いだから事務作業はできない・・・」
などなど、
これまで、何度となく自分の中で思っていた自分自身は確かに
います。
それはきっと間違いではないのでしょう。
ただ、いつまでもこのような考え方でいくと自分が思っている
自分以上の自分にはいつまでたってもなれることはありません。
いつかは一歩踏み出さねばならないのです。
もちろん自分らしい自分は育てていくべきです。
あなたの魅力は育てることでもっと魅力になるのですから・・・
ただ、自分の目標と現実の狭間で、自分らしさを求めるのは
私は間違っていると思うんです。
あなたらしいあなた。
それは素晴らしいものですが、自分の目的や目標の為ならば
そうではないことも果敢にチャレンジしてもいいのでは
ないでしょうか?
そうやってまた、新しい自分自身の扉を開けるのです。
年齢を重ねるとこういうチャレンジができなくなります。
しかし、これではいつまでたっても成長はしません。
なので、時にはチャレンジする事も大事だという事を
忘れないでくださいね。
さて、
演出力のお話を、もうちょい掘り下げていこうかと思います。
以前のメールで、
自分のそのままでもいいけど、それだけでは女にとって
魅力的だと思わせるのは難しい
というお話をしたと思います。
で、そのためには演出力が必要なんだということも。
忘れた方は、前回のメールをご覧になって復習してくださいね。
では、その演出するって一体どういうことなのかというのを、
ある例を使ってお話していきたいと思います。
演出と聞くと、あなたは芸能人がドラマなどで
役を演じるという姿をイメージするかもしれません。
確かにあれも演出の一つですが、私が言いたい演出とは
違うんですね。
役者さんはまったく違う人物像を演じ分けないといけない。
なので、さすがにあそこまでやってしまうとどうしても
ウソ臭くになってしまうわけです。
私も何度かやってみたことがあるんですが、正直
あまりオススメはしません。
じゃあ、どうすればいいのか。
この演出の一番いい例が、
“ディズニーランド”
夢の国と言われるディズニーランドですが、参考にしてほしいのは
その演出の作り方と考え方です。
私はよく、
「あなたが遊園地になりなさい」
みたいなことを言っています。
遊園地って、純粋に楽しいじゃないですか。
・ジェットコースターのようにハラハラしたり
・観覧車では、のんびりと風景を楽しんだり
・お化け屋敷では恐怖や不安を感じたり
ディズニーランドはその中でも最高峰と言える。
女のほとんどが大好きですよね。
「夢を売る」
ということをコンセプトにして、様々なサービスや
アトラクションが用意されている。
それによって人々の気持ちを揺さぶるわけです。
つまり何が言いたいかというと、
“感情を動かす要素がある”
これが演出のキモなんだということですね。
以前も・・・
そのままのあなたを演出するには、相反する要素を入れなさい
ということはお話したと思います。
それと一緒で、
感情をしっかりと動かしてあげられるだけの要素を
ある程度増やすことができればいい
ということなんです。
あなたといることで、
癒されたり、
笑えたり、
悲しんだり、
辛くなったり、
そういう感情の動きがあればあるほどいいということですね。
よく、優しい人がいいと言う女に優しさだけで勝負を
仕掛ける男がいますが、これだけでは女はあなたを魅力的だとは
思わないんですね。
他の要素があるからこそ、あなたのその優しさが
相手にしっかりと伝わるわけです。
これまでロクな男と付き合ったことがなく、
言葉の暴力などを受け続けて傷つき、イヤになって
疲れ果てた女ならば、単純にその優しさがしっかり染み渡る
可能性は高いかもしれません。
しかし、逆に普段からある程度優しくされている女に対して
優しくしたところで、効果はほぼ無いに等しいんです。
だからこそ、自分をしっかりと演出するためには
遊園地のように他の要素を巧みに織り交ぜていく。
これができれば、自分を最大限魅力的に見せることが
できるようになるはずです。
「でも、それって自分を変えることじゃ…」
と思うかもしれませんが、人間誰でもいくつかの
人格はあるものなんで、心配しなくていいと思いますよ。
ある時は強気になったり、ある時は弱気になったり。
そういうものですからね。
あなたの中にも、きっと色んな人格が存在している。
それを色んな形で出していく。
それが演出というものです。
あなたも少し考えてみてください。
[adsense]よく、
「恋愛マニュアルや恋愛本を見てもうまくいかない」
と言ってる人がいますが、それは自分に合った演出が
できていないからなんです。
逆に言えば、これが分かれば自分に合った方法を探すだけで
いいんで、無駄な時間も必要なくなります。
ぜひ、一度考えてみましょう。
では、今日はこの辺で終わりたいと思います。