さて、最初の10秒で決まるっていう初頭効果に関して以前お話しましたが今回は、逆のお話をしていきたいと思います。
よく「終わりよければ全てよし!」
と言われますが、今回のお話はここに関して。
よく、連絡先を聞いたりデートの約束をしたりするときに最後に聞く人
がいますがこれはあんまりやっちゃ駄目なパターンと個人的には思っています。
なぜなら、人は最後の印象ほど強く記憶に
残りやすくなるというものです。
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つまり、デートをした際に、
最後の別れ際に言い合いをした場合と・・・。
デート中に言い合いをして仲直りした場合と・・・。
では、その1日のデートの記憶は、後に前者のほうが圧倒的に
悪いものとして認識されがちなのです。
映画も一緒で、ハッピーエンドで終わらないと
何か違和感を感じると思います。
いくら途中段階で感動をしたとしても最後が最悪ならば、
悪い印象を強く持つわけですね。
あなたも経験があるのではないでしょうか?
これを、親近効果と言います。
で、なぜデートの約束や連絡先(メアド)の交換を最後に、
つまり、別れ際にしないほうがいいのか・・・?
その理由は凄いシンプルなんです。
最後に、「メアド交換しない」で別れると、そこに
強い印象が残ってしまうというわけですね。
「それの何が問題なんだ?」
というと、
もし、メアドを聞いた際に相手から交換したい感情が
あればいいですがそうでない場合はメアド交換をした
理由付けが良いものではない印象が残る可能性も
あるわけです。
というか・・・
そもそも最後の聞く人は切り出すタイミングもつかめず
最後に焦って聞くっていうパターンもありますからね(笑
それならば・・・・
「今日は楽しかったね!」
「そうだね。」
「また連絡するわぁ!じゃあね。」
というように、今日一日のフィードバックと
あなたから別れの挨拶をする事で
・楽しい→もうちょっと飲みたかったな。
→連絡してくれるって言ってたしな。
というように、次に会うまでや連絡をするまでに、あなたに
対する良い記憶が強く残りやすくなるのです。
初頭効果でも言いましたが、人は得られた情報からしか
相手を判断することができません。
それは終わりも一緒なのです。
最後の記憶が次までに残ってしまうのです。
それが悪い記憶なら・・・次に会うまでにあなたに対する
印象は当然・・・・更に悪くなるんですね。
親近効果によって・・・・
だからこそ、いい記憶を残すようにする。
これは結構大事です。
ここに更に好意の返報性の原理を
意識しても効果があると思います。
つまり・・・
この初頭効果と親近効果からわかること。
それは、「オープニングとエンディングが大事」
ってことです。
もちろん、だからと言って中身を適当にしろって意味
じゃないんですけどね(苦笑)
ドラマや映画でも一緒ですよね。
気になるものや印象が強いものをあえて最初と最後に
もってくるほうが記憶に強く残りやすいはずです。
よく、恋愛テクニックでは自分からメールや電話は終わらせろ
みたいな事が言われていますがそれは、この親近効果から
きているんですよね。
そして・・・
ここを初頭効果と親近効果というのは、あなたのためにもなります。
なぜなら意図的に自分の相手への気持ちを盛り上げることがで
きるんです。
嫌われたかな・・・
もう、誘っても遊んでくれないかな・・・
なんて考えて、マイナスな現状から好きな気持ちを盛り上げる
ネガティブサイクルになるのを避けることができるのです。
純粋にお互いがまた遊びたい。
また楽しみたい。
そういう抵抗感がある自分勝手な好意のサイクルではなく
純粋な好意のサイクルに入りやすくなるので、是非とも
意識してください。
オープニングとエンディング。
更に次回予告までできれば最高ですね(笑
大体、付き合っても振られる男性や女性は最後の終わり方が
最悪だったりするパターンが多いので気をつけてくださいね。