営業マンの話術は正にコミュニケーションの中でも「決断させる」事に特化したスキルですよね。
確かに「営業ができればモテるようになる。」
という人がいますが確かに嘘ではないんですね。
で、女性とメアド交換やデートに誘う時にもこういうセールスマンのテクニックは使えると言われているわけです。
しかし、不思議なもので
僕のメルマガ読者さんにセールスマンの方から、
「セールスはそれなりに得意なのにも
関わらず全然モテない」
みたいなメールをもらいます。
今日は、女性を誘う際に使えて営業ではYESをもらうための
テクニックと言われる
YES BUT法(イエス・バット法)
YES AND法(イエス・アンド法)
を通じてセールススキルがそのまま恋愛に応用できない理由
に関して、更にそれを踏まえた上で恋愛で適応させる方法に
関してお話ししていきたいと思います。
スポンサーリンク
恋愛においてもセールスにおいても女性をデートに誘ったり
メアド(連絡先)を交換する際には、それまでにどれだけ多くの
「YES」を勝ち取ったかが勝負になる。
というお話しをYES SETでお話ししたと思います。
誘い方よりも大事なのは、誘う前に
信頼関係を構築できているのか?
のほうが重要なんです。
そこで、全てをこちらの意図した方向に持っていき
「YES」を勝ち取るスキルが
YES BUT法(イエス・バット法)
YES AND法(イエス・アンド法)
なのです。例えば、
「やっぱり男らしくない男はダメだよね。どう思う?」
と言うように意見を求められた際に、
「いや、それは違うよ。男らしいだけじゃなくて
女性を理解しようとしない男じゃないと。」
と言ったとしましょうか。
これは、相手の意見を最初に否定してしまっていることで
どうしても相手の頭の中に「否定された」という思いが
強くなってしまうわけです。
そこで、その印象を緩和できるのが、
YES BUT YES AND法なんですね。
まずは相手を認めて、その上で否定するという
極めて簡単なやり口です(爆
「●●なんですね。しかし■■のほうがいいですよ。」
(そうですね。しかし女性を理解している男のほうがいいですよ。)
相手を肯定した後に「しかし」で接続
するのがイエスバッド法です。
そして、
「●●なんですね。だから■■のほうがいいですよ。」
「そうですね。だから女性を理解する男もいいんですよ。」
というように相手の意見を肯定した後に、「だから」という
ような接続を挟んでからこちらの意見を伝えるテクニックです。
先ほどのYES BUT法よりも否定的な印象はかなり
薄くなったと思います。
例では、実際に両方ともOK!って持っていっているので
もう否定的な印象はほとんど感じないはずです。
というように、相手の心理的に抵抗感なく
自分の意見にYESと言わせる手法なんですね。
結構使えそうに見えますよね?
しかし、そもそも論ここには大きな間違いがあるのです。
■主従関係の原理
格闘技などでは勝ったほうが勝ちになりますよね。
しかし、会話での主従関係というのは基本的に受け入れた側、
統合した側が最終的には「勝者」になれるのです。
これを忘れないでください。
例えば口喧嘩ならば、相手を受け入れて自分が間違っていたと
言えるほうが最後には勝者になれるわけ。
そんな中で相手を自分の理由で無理矢理動かそうとする事は
当然、いつまでたっても争いが終わることはないのです。
これは僕のレポートで口を酸っぱくして言っている事です。
「薄い関係ならいいが、本気で好きな女性や狙った女性ほど
自分の理由で動かすのではなく相手の理由で動かす。」
これが大事なんです。
そのためには、否定や批判はする事自体意味がないんです。
確かに僕も短期間で女性を惚れさせたい場合やワンナイト
ラブを楽しんでいた頃の僕は「YES BUT法(イエス・バット法)」
「YES AND法(イエス・アンド法)」は時々使っていました。
しかし、それじゃダメなんです。
[adsense]セールスマンは短期的に自分の思った方向に相手を誘導する
スキルですが、それが仇になってしまうのです。
短期では決断させられた。
誘わせることができた。
しかし、結局相手の自分の理由で決断しているわけではないため、
自分の理由で「YES」と言っているわけではないので、結局は
潜在的に「言わされた感」が残るわけです。
この積み重ねが女性にNOと言われる事になります。
誘ってOKをもらえても最後の付き合う段階になったり
付き合い続ける段階になると振られる事になるわけですね。
言わされた「YES」
納得させられた「YES」
は確かに行動にはおこしてくれるのですが、純粋に
YESを積み重ねる方法に比べれば当然効果は落ちて
しまうわけです。
それを踏まえた上で、YES AND法を使うのならば・・・
あなたの言う事も「YES」私の言う事も「YES」という
方向にもっていけばいいわけです。
「そうですね。更に女性を理解しれくれる男は最高。」
みたいに。
二人が揃ってYESになることができればそこに一体感が
うまれて本当の「YES」を積み重ねることができるのです。
是非、参考にしてみてください。