自分の意見を相手に伝える時には、アイ・メッセージで。
ユーメッセージになると、自分の意見を相手に押し付ける事になりますよ。
っていうのは以前もお話しました。
女性はアドバイスを嫌うのは、このアイメッセージではなく
ユーメッセージだからです。
例えば・・・・
「この前ね、コンパで会った男が私の事
ヤリマンっていうの。マジで酷くない?」
とあなたに意見を求めても
「いやいや、(お前が)そんな格好してるからじゃないの?
それじゃヤリマンって思われても仕方ないでしょ?」
という感じで言われると「私のせいなの?」ってなりますよね。
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しかし、心を一度開いてしまえば「やっぱり私のせいなのかな?」
と聞いれてくれるようになる・・・僕達人間ってそういうものです。
だからとりあえずは、ユーメッセージは気をつけて
おくべきことではあるんですね。
じゃあ、ユーメッセージは駄目なのか?
と言われると一般的には駄目とされているのですが
それは使い方の問題なんですね。
では、どういう時に使うのかというと・・・
自分の意見を相手に伝えるときではなく相手の意見を
あなたが聞いている時に使えるのです。
具体的に言えば、あなたが共感できなかったり
わからない時に使えるんです。
つまり・・・
「あなたはそう思っているんですね。」
という事です。
これを受容と言います。
魅力の法則2でお話しましたね。
人は誰もが似ている部分と似ていない部分がある。
だから似ている部分に類似性を感じて仲間意識がうまれて
似ていない部分を受け入れることで性的相補佐がうまれて
それが魅力に変わっていくわけです。
だから、相手の話で受け入れられない事がある場合でも
相手に理解を示すことで・・・
「あなたはそう思っているんだね。」
という気持ちで一度受け入れること。
もっと言えば、更に深く理解しようとすること。
これができなきゃ相手はあなたの
「俺はこう思うんだ。」
という意見を魅力だと感じにくいわけです。
例えばそれが・・・
「あなたは、本当にクソみたいな男だよね。」
と言われたときに動揺して傷つきますよね。
ま、そんな事言う女がいるかわかりませんが(笑
しかし、こういう否定的・批判的な言葉でさえも
「君はそう思うんだよね。」
と思えるくらいの気持ちを持つ事。
そういう態度をとること。
まずはこれが大事なんです。
もし、こういう時に
「そんな事を言ってるオメーがクソみたいな女だ!」
なんて言ってしまえばもう撃沈です。
別に仲良くなりたいっていう思いも、気分よく過ごしたい
っていう思いもなければそれはいいんですけどね(笑
思いっきりやってしまえば(爆)
でも、仲良くなりたいって思っているのならば
「嫌なことを言われて嫌な気持ちにならない人はいないでしょ?」
なんて、一見間違っていないように見える
都合のいい常識を使ってはいけません。
目的を履き違えちゃいけません。
相手の意見は所詮相手の意見。
そのような言葉に動かされる必要はないのです。
ユーメッセージは、相手の言葉を受け取る時に使う言葉です。
もちろん共感できるところは共感すればいいんです。
しかし、そうでないものに関しては
相手を受け入れるために
「あなたはそう思っているんですね。」
とオウム返しのように返すのです。
そして更に言えば・・・。
「そうやって自分の意見を素直に言えるところは
本当に凄いよな。」
とまでいければかなり好感度はアップします。
この意識を持った上で相手を理解しようと
知ろうとしながら女性と関わると相手の認識は
どんどん変わっていきます。
で、あなたは最後にはこう思うはずです。
「結局、人間って言うのは、自分の感情や行動に
後で理屈をつける生き物なんだ。」と・・・。
極端に言えば好きになるのに理由がないように、
嫌いになるのにも実は理由がない。
つまり、あなたがする事は
どんな状態でも
相手の認知の仕方を変える。
ことに力を注げばいいのです。
ここを勘違いしている人が多いのですが、恋愛に限らず
人間関係においてうまくいっていない人は
「私(I)」と「あなた(You)」
の使い方が間違っている場合がほとんどです。
凄いシンプルで当たり前に見えるけど、この使い方が
女性に魅力的にみられるか見られないかを分かつのです。
誰だって世の中に同じ人間などいません。
価値観も考え方も経験も生き方もです。
そんな中で、
「あなたは○○だから駄目だ。」=それは相手の意見。
「お前はなんで○○なんだ。」=それはあなたの意見。
この区別をつけないと相手のちょっとした一言で
わざわざ傷ついたり凹んだり、自分の意見を無理矢理押し
通そうとして相手に嫌われたりしてしまう。
なんて残念な結果になってしまいがちなんです。
もちろん、僕らは自分からの視点でしか物事を見れないので
これがどれだけ難しいことかはよくわかります。
僕もまだまだですから。
[adsense]でもね。
共にOK!共にHAPPY!になる道。
これを目指せば自ずとこの視点がどれだけ大事かが
わかってくるはずですよ。